レビュー献本 その3

Astronaut.jp

オイラのレビューらしきモノ?が紹介されたですよ。
郁雄/吉武氏の勇気に感心したわけですよ。
そして他の人たちのレビューを見て、なるほど書評ってこう書くのねとまた感心ですよ。

オイラのスタンスは本の売り方としてレビュー献本という企画を参加者の視点から眺めてみるって事にあるので書評というよりはより売れるようにするにはどうしたらいいかという分析っぽいモノになっちゃったわけ。これはまあ今までやってきたことに関連しちゃうんだろうね。
ま、プロじゃないし実際には編集さんがもっと上手くやってるはずなんで意味のない行動になる可能性大どころか作者さんには有害にすらなりうる訳ですが。

そしてクイックハルトを読みながら常に頭の中で比較していたのが 
シフト -世界はクリアを待っている-
第8回電撃小説大賞銀賞受賞作
価格も同程度、ページ数も300Pちょいってことで。
買った理由は昨年入院中に月刊テレビジョンの書評に載っていて面白そうと思ったのが切っ掛けで、外泊中にアマゾネさんでサクッと注文しちゃった。

SFとファンタジーという違いはあるが日常と非日常を描く、ゲーム的な描写が多いので読者層も近いと思う。ストーリーラインは王道を一ひねりしてある。

クイックハルトとの最大の違いは設定なんじゃないかと思ったんですよ。
クイックハルトは日常部分も非日常もバーチャルリアリティだとすることで説明されるのが当然、説明しないとなにか物足りなく感じてしまう。作中の人間も読者も人間が作ったモンだろ、説明出来るのが当たり前じゃんと思う訳ね。

一方シフトはどういう風に処理しているかってぇと、日常は現実そして非日常もなんか訳わかんないけど別の現実なんだよ。作中の人物も読者もなんで不思議なことが起こるのか考えたり、理由がわからなかったりするんだけど、わかんねーけど起こっちゃうモンはしょうがねーじゃん だって現実なんだからって納得せざるをえない。

全てがバーチャルリアリティってことはスーパーハッカーになればそれは=神な訳だ。
マトリックスでもバーチャルに現実の常識など必要ない。出来ないことなどない。
ネオ=神な訳。人間が常識の殻を破って神に近づいていく話だとも言える。
だからどうにもならない現実ってのは作中に残さないといけない。

で、クイックハルトではどういう事が起きるかというと
作中のバーチャルと読んでいる人間の現実という対比が起こってしまう。バーチャルなんだからなんでもありだよね。現実とは違うからねと納得はできるが感情移入を妨げる要素になってしまう。
例え主人公がピンチになってもバーチャルだからと言う意識が生まれ、冷静に眺めてしまう。
ピンチを作る意味が薄くなる。バックアップや不死なんていうのもそれに拍車をかけてしまう。

それと比較してシフトでは感情移入しまくりな訳ですよ。
攻殻機動隊SACのシナリオ勉強会で映画のアルマゲドンを見てみろ。つまらないけど泣けるだろ。それは泣ける仕組みになっているからだ。というようなことが言われたそうな。

このオイラの文章を読んだ人に言いたい事はシフトのあとがきで作者さんが言っておられますw

シフト ―世界はクリアを待っている―

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